亜熱帯生態系フィールド実習

島のほぼ全域が国立公園に指定されている西表島での実習。


亜熱帯の自然をとことん体感する。

沖縄県八重山郡竹富町にある西表島は山や森林が海岸近くまで迫っており、島独自の生態系を維持した島です。実習では、毎年少しずつ内容は変わっていますが、陸と海の繋がりを体感し、学習できるプログラムを行なっています。

環境省西表野生生物保護センター

研究者や環境省職員よりレクチャーを受け、島の生物の概要、イリオモテヤマネコの保護管理の実際や、島の生態系に影響をおよぼす外来種の問題にも理解を深めます。

東海大学沖縄地域研究センター(浦内)

センターで行われている研究の内容や活動について、大学院の先輩や先生のレクチャーを受けてから、海や山に入っていきます。

網取湾にある東海大施設

網取にはかつて集落がありありましたが、現在は東海大学の施設のみがあり、大学関係者しか利用できません。網取湾は自然環境保全地域に指定されています。 ここでは様々な研究が長期的に行われてきました。

網取湾でのシュノーケリング実習 

湾内の様々な場所を観察します。サンゴ、魚類、ウミガメ、ウミウシなどなど、様々な生物をみることができます。

網取湾のサンゴ

湾内のサンゴの様子を観察します。潮流が早いところ遅いところ、海が浅いところ深いところ、どんなサンゴが観察されるでしょうか? 

海と陸の繋がり

シーカヤックなどを使って、海から河口、マングローブ林の中までの繋がりを体感します。

山へ 

 海岸線から急峻な山が立ち上がる独特な地形を持つ西表島。トレッキングを通じてその豊かな森と、そこに生きる生物を観察します。

滝の、さらに上へ 

 山から海を望む。歩いた先に見える景色です。

希少な生物の生息する島 

西表島には国指定天然記念物のセマルハコガメなど、希少な生物が多く生息します。多くの生物を観察し、それらが置かれている現状を学びます。

仲間と過ごす島での日々 

島の方々との交流を通し、または 仲間と寝食を共にし、多くのことを学びます。